petit panda
大きい方のジャイアントパンダではありません。 小さくて可愛いレッサーパンダ(Lesser panda)を紹介するブログです。
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野毛山動物園に移動し第一の任務(交尾)を遂行した海。
のげやま ふぉーしーずーん 春号で海が大々的に紹介されました。
その一部をご紹介。 (詳しくは動物園に行ってもらってきて見てね)
イラストではイケメン!と書かれています。キンタさんより体の色もしっかりとした濃い栗色で、口の周りや耳の白い部分もはっきりとして、目鼻立ちの整ったとてもかわいい顔をしています。
個人的には美形と言うよりもファニーフェイスで愛嬌のあるお顔って思ってます。
ところがこのウミ君、その顔とは似ても似つかず、おっかないパンダなのです。小さな移動箱で野毛山にやってきたその時から、職員たちを驚かせました。箱の中を開けようとすると、ガウガウと怒りの声を出して扉の金網を噛みついたり、引っ掻いたりします。これまでの野毛山のパンダたちとは全く違った、攻撃性あふれるウミ君です。
移動箱から寝室に出たウミ君は、網越しに職員を睨みつけます。ちょっと近寄りがたい感じで、まるで小さな猛獣です。
あらら~っ、おっかないパンダって連発されちゃってますねぇ (^-^;;野毛山でも数多くのパンダを飼育してきましたが、こんなにおっかないパンダ君は初めてです。
海は気の良いパンダで元々は人工哺育の個体と間違うほど人慣れしたパンダだったんですけどねぇ…
キンタに対しても気を遣ってか降りようとする通り道にキンタがいると遠慮して降りずに、キンタが移動するまで待ってたりするんですよ。
(ちょっと運動神経が鈍めな事もあって少し高いところから離れたところへ飛び降りたりが苦手なのも手伝っての事だと思いますが)
初対面の時には移動のストレスと極度の緊張状態でキンタのシッポを噛んじゃったけど、それ以降は威嚇する事もなく常にキンタに気を遣っている海なのです。
ただ気性が穏やかで気だての良い人懐こい海もここ2年ぐらいで、対人間に関しては様子が変わって来ちゃったのも事実。
私が思うには…
原因は内封されている事が多く(人目に触れない)、またパンダガイドでのリンゴの与え方の問題が気を荒くさせたのではと思っています。
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大黒柱の海は出張(出稼ぎ)で野毛山動物園に行き、良い感じでしたが残された東武動物公園の面々はどうでしょうか?
生後半年を過ぎ双子の成長に大きな差が出てきています。
大地は早くも父性本能(?)に目覚めたのか兄として夢にグルーミングしてあげたり、なかなか面倒見の良いところを見せています。
そうは言ってもまだまだ大地自身が夢と同じく赤ちゃんですので、面倒見ているうちに遊びに転じ、夢が玩具になってしまう事も… ^^;
そんな時には母親のチヒロが助け船。
大地に対しては放任を貫いていますが夢の事は常に気に掛けています。
兄妹でのバトルの時はそばを通って大地の気を逸らします。
ただ、幼いながらも大地がかなり強いのでチヒロもたじたじ。
これだけしっかりしている大地ならば兄の陸と一緒にして鍛えてもらった方が、母の負担も減るし良いのではないかと思います。
まぁ、どれだけオモチャにされようとも夢は大地をすごく慕っているので、離したらしばらくは寂しがるかとは思うのですが…
さて、成長が著しく遅れている夢ですが説明によると「夢ちゃんは笹しか食べず、栄養価の高いペレットを食べないので大きくならない」との事。
そのため、お昼を過ぎた頃に夢だけを隔離して、別に餌を与えたり夕食も細かく切ったリンゴに砕いたペレットを振り掛けて与えたりしていました。
しかし、「笹しか食べない」のではなく「笹もあまり食べない」のです。
糞の小ささがその事を物語っています。
(ペレットにリンゴジュースやミルクをかけてふやかして与える方が食べやすいかなと思うのですがどうなんでしょう?)
そして、夢にはまだまだチヒロのお乳が必要なんですよね。
ただ、見る度に所帯やつれしたようなチヒロで毛艶も悪く、乳頭も目立たずであまりお乳も出ていなかったんじゃないかなぁ。
その僅かなお乳も元気な大地がほとんど飲んじゃって…
個人的に気になっているのは餌の少なさです。
お昼前後にレッサーパンダ舎の前に着くと笹は茎しか残っていません。
パンダ・ガイドがある時を除いては閉園間際まで新たに餌が与えられる事もないし、その餌もアッという間になくなってしまいます。
マイペースでおおらかなチヒロの性格もかなり変わってしまいました。
元々、食べる事は大好きだったのですが今ではお腹を減らしてイライラしている様子が見て取れます。
自分自身をグルーミングするゆとりもあまりないようですし…
陸や彩の頃にはふんだんに笹が与えられていました。
ココロが赤ちゃんの頃にも割とあったかな。
ココロが育ってきた頃(まだ大地や夢は生まれていない)ぐらいから、お昼には食べるものがない状態になったかと思います。
不況で餌が減らされているとしたら本末転倒。
募金を募るのでも、パンダガイドの際にリンゴを一くし500円ぐらいで売っても良いじゃないですか。
陸やココロなども餌が欲しくての常同行動している姿を見ると悲しくなりますし、チヒロや夢の状態もすごく気掛かりです。
どうにか現状を改善して頂けるように願うばかりです。









前回の訪園では暑くもなくジェンツーやキングペンギンが外に出ている気候にもかかわらず、パンダ達がガラス部屋のココロを除き内封(室内に入っていて見れない状態)されていることに驚きました。
いつもガラス部屋に展示されているココロは常同行動ばかりしていて、毛艶も悪く見ているのが辛くなります。
閉園間際のお部屋掃除の時にはほんの数分ですが(掃除している間)放飼場に出されるので、チヒロを含め赤ちゃん以外のパンダ達を見ることが出来ます。
チヒロは相変わらず美しいのですがなんだか所帯やつれした感じ ^^;
出産育児で毛並みが悪くなっちゃっているのかな?
栄養のつくものをたくさんもらってね。
ココロは二歳と若いパンダなのに毛艶も毛並みもボロボロ。
本当に悲しい(;_;)
一方、ガラス部屋での展示もなく内封されている父と息子は不思議なほどに毛艶が良い。
陸は相変わらず人懐こく好奇心も旺盛に寄ってきてくれたし♪